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スマートファイアウォールのオプションを設定する

主題: Windows

この記事の情報は、ノートン製品でスマートファイアウォールのオプションを設定する場合に役に立ちます。以下の手順を確認できます。

  • ファイアウォールルールを追加、修正、無効化、削除する

  • ファイアウォールルールの順序を変更する

  • プログラムのインターネットアクセスのオプションを設定する

  • パブリックネットワークに接続中のネットワークの例外を設定する

  • ノートンに遮断されたデバイスを遮断解除する

  • 無線ネットワークのWi-Fiセキュリティのオプションを設定する

重要

  • ファイアウォールルールは、必要性が極めて高い場合にのみ修正することをお勧めします。多くの場合、ユーザー入力不要で、最適なスマートファイアウォールルールが構築されます。

  • 詳しい知識のあるユーザー以外は、ファイアウォールルールを修正または削除しないでください。ファイアウォールルールを削除すると、ファイアウォールの機能に影響し、パソコンのセキュリティが低下することがあります。

一般

[一般] 設定では、プログラムの自動制御とネットワークの自動制御の設定、パブリックネットワークの例外の指定、ノートンが遮断したデバイスの遮断解除、一般的なネットワーク脅威に対処するためのWi-Fiセキュリティの設定、デフォルトのスマートファイアウォール設定の復元を行います。各設定について詳しくは、以下のリンクをクリックしてください。

プログラムの自動制御

プログラムの自動制御機能では、Web対応プログラムの最初の実行時に、そのプログラムのインターネットアクセスが自動的に設定されます。プログラムが初めてインターネットにアクセスしようとする際に、ルールが作成されます。プログラムルールは、[プログラム制御] タブで修正できます。

プログラムの自動制御では、ノートンが安全性を認識したプログラムのバージョンに対してのみ、ネットワークアクセスが設定されます。プログラムの自動制御がオンかオフかに関係なく、インターネットにアクセスしようとする感染プログラムは遮断されます。この場合、その後で、アプリケーションが遮断されたことがノートンによって通知されます。

お客様は、プログラムの自動制御で、新しいプログラムのインターネットアクセスをどのように管理するかを選択できます。

  • スマートモード:新しいプログラムがインバウンドトラフィックまたはアウトバウンドトラフィックを受信したときに、ノートンが自動で決定を行えるようにします。このオプションを選択すると、ファイアウォール警告は表示されません。

  • 遮断する:新しいプログラムのすべてのインターネット接続を遮断します。

  • 許可する:新しいプログラムのすべてのインターネット接続を許可します。

  • 確認:このオプションを選択した場合は、すべての新しいプログラムに対し、ファイアウォール警告でインターネットアクセスの設定を手動で指定する必要があります。

プログラムの自動制御機能は、スマートモードに設定したままにすることを推奨します。許可するまたは遮断するに設定すると、間違った決定を行って、悪質なプログラムが許可されたり、インターネットの重要なプログラムと機能が遮断されたりする可能性があります。

一部の不明かつ信頼できないプログラムの場合、スマートモードを選択していてもファイアウォール警告が通知される場合があります。そのようなプログラムについては、ファイアウォール警告でアクセス設定を指定できます。

低危険度のアプリケーション

スマートファイアウォールは、ノートンのユーザーから収集したプログラムの評価データに基づいて、プログラムをフィルタ処理します。プログラムの評価データが不明な場合には、そのプログラムは低危険度のアプリケーションと見なされます。スマートファイアウォールを設定して、必要に応じて低危険度のアプリケーションをフィルタ処理できます。

  • 疑わしい場合に警告する:低危険度の疑わしいアプリケーションがネットワークに接続しようとすると警告します。デフォルトでは、このオプションはオンになっています。

  • 常に警告する:低危険度のアプリケーションがネットワークに接続しようとすると警告します。

低危険度のアプリケーション設定は、プログラムの自動制御を [許可する]、[遮断する]、[確認] に設定した場合に無効になります。

ネットワークの自動制御

スマートファイアウォールには、多様なネットワーク向けに設計された、組み込みのファイアウォールプロフィールとルールがあります。ネットワークの自動制御機能は、パソコンが新たなネットワークに接続する場合にファイアウォールプロフィールを自動選択します。

  • スマートモード:スマートファイアウォールがネットワークを評価し、ファイアウォールプロフィールを自動選択します。新たなネットワークに接続すると、ファイアウォール警告でお客様に通知します。ただし、他のファイアウォール警告はオンのままになります。

  • スマートモード+通知:スマートファイアウォールがネットワークを評価し、ファイアウォールプロフィールを自動選択します。新たなネットワークを検出すると、ファイアウォール警告でお客様に通知します。

  • Windows設定モード:新たなネットワーク接続については、Windowsファイアウォール設定に従います。このオプションを選択すると、ファイアウォール警告は表示されません。

Wi-Fiセキュリティ

Wi-Fiセキュリティ機能は、一般的なネットワークの脅威からお客様を保護するのに役立ちます。これらの脅威には、中間者攻撃、SSLストリップ攻撃、コンテンツ改ざん攻撃、ARPスプーフィング攻撃、DNS詐称攻撃などがあります。詳しくは、「Wi-Fiセキュリティについて」を参照してください。

パブリックネットワークの例外

スマートファイアウォールは、お使いのパソコンと他のパソコン間のネットワーク上の通信を監視し、疑わしいネットワークトラフィックを遮断するのに役立ちます。パブリックネットワークの例外は、Windows関連の重要なネットワーク活動のためのトラフィックを許可するのに便利です。スマートファイアウォールは、接続されたネットワークに基づいてこれらの例外を有効化または無効化します。

スマートファイアウォールのデフォルトの設定では、パブリックネットワークに接続するとき、ファイルやプリンタの共有、リモートデスクトップなどの一般的なWindowsサービスは機能しなくなります。スマートウォールによりWindowsサービスが遮断されていると考えられる場合は、パブリックネットワークの例外を設定して、これらのWindowsサービスをネットワークに接続させることができます。

パブリックネットワークとプライベートネットワークの以下のWindowsサービスに、パブリックネットワークの例外を設定できます。

  • SMBプロトコルでの受信ファイルとプリンタの共有を許可する:ネットワーク上にある他のパソコンが、お使いのパソコン上の共有フォルダやプリンタにアクセスすることを承認します。

  • 受信リモートデスクトップ(RDP)接続を許可する:リモートデスクトップサービスが有効化されているときに、ネットワーク上にある他のパソコンがリモートでお使いのパソコンにアクセスして制御することを承認します。

  • 受信pingと受信追跡要求を許可する:インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)の受信を承認します。ICMPは通常、接続上の問題に関するトラブルシューティングの際に、診断や制御の目的で、pingやtracertなどのシステムツールによって使用されます。

  • 送信pingと送信追跡要求を許可する:インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)メッセージの送信を承認します。ICMPは通常、接続上の問題に関するトラブルシューティングの際に、診断や制御の目的で、pingやtracertコマンドなどのシステムツールによって使用されます。

  • ドメインネームシステム(DNS)トラフィックを許可する:ドメインネームサーバーとの通信を承認して、お使いのパソコンが閲覧するWebサイトのIPアドレスを認識できるようにします。

  • 動的ホスト構成プロトコル(DHCP)トラフィックを許可する:動的ホスト構成プロトコル(DHCP)を使用した通信を承認して、ネットワーク上の各デバイスにIPアドレスやその他のネットワーク構成パラメータを自動的に割り当て、他のネットワークと通信できるようにします。

  • 仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を許可する:レイヤ2トンネリングプロトコルとInternet Protocol Securityの組み合わせに基づいて、仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を承認します。

  • IGMPトラフィックを許可する:一部のメディアストリーミングサービスで必要となるインターネットグループ管理プロトコル(IGMP)を使用するマルチキャスト通信を承認して、ビデオストリーミングやゲームなどのアクティビティでリソースをより効率的に使用できるようにします。

  • マルチキャストトラフィックを許可する:アプリケーションやサービスを承認して、1回の送信で複数の受信者にメディアをストリーミングします。これは、ビデオ会議などのアクティビティで必要となります。

遮断デバイス

スマートファイアウォールがパソコンからの送受信接続で脅威を検出すると、そのパソコンからのすべてのトラフィックを遮断して、遮断デバイスリストに追加します。アクセスする必要のあるパソコンをノートンが遮断している場合は、遮断解除できます。

ノートンで遮断されたパソコンを遮断解除する

安全であることがわかっているパソコンへのネットワークトラフィックをスマートファイアウォールが停止している場合、そのパソコンを遮断リストから削除して、接続を回復できます。

  1. ノートンのデバイスセキュリティ製品を開きます。

  2. 左ペインで[セキュリティ]をクリックします。

  3. [高度なセキュリティ] > [ネットワーク] > [スマートファイアウォール] の順に移動します。

  4. [一般] タブの [追加設定] で、[デバイスを管理する] をクリックします。

  5. [遮断デバイス] ウィンドウの、遮断解除するパソコンのIPアドレスの横で、[遮断解除] > [OK] をクリックします。

  6. [閉じる] をクリックします。

ネットワーク

ネットワークの表示と管理にはノートン製品が便利です。ネットワークは通常、インターネット接続を共有するパソコンとその他のデバイスで構成されます。

ノートン製品では、パソコンがインターネット接続に使うネットワークを自動的に検出して、[ネットワーク] タブに表示します。お客様は、ネットワークのステータスを監視したり、信頼レベルを変更したりできます。ネットワークの信頼レベルを変更すると、ノートン製品はそのネットワークに接続しているすべてのデバイスに同じ信頼レベルを割り当てます。

次のネットワークの信頼レベルを設定できます。

  • プライベート:ネットワークをプライベートリストに追加します。

    パソコンがプライベートネットワークから受信するすべてのトラフィックがフィルタ処理され、スマートファイアウォールの通過が許可されます。ただし、既知の攻撃と感染は常に監視されます。この設定はネットワークが完全に安全であるという確信があるときのみ選択してください。

    ネットワークの信頼レベルをプライベートに変更すると、ネットワーク上のすべてのデバイスがパソコンの共有リソースにアクセスできるようになります。ノートンは着信トラフィックで既知の攻撃と感染の監視を行います。

  • パブリック:ネットワークをパブリックリストに追加します。

    ノートンは、ファイル、フォルダ、メディア、プリンタの共有と、ネットワーク上の他のデバイスとのリモートデスクトップ接続をデフォルトで遮断します。

    ファイル、フォルダ、メディア、プリンタを共有したり、ネットワーク上のデバイスとのリモートデスクトップ接続を設定したりするには、パブリックネットワークの例外で設定できます。

    既知の攻撃と未知のすべてのトラフィックからの保護は継続されます。

レストラン、ショッピングモール、空港などの場所でのパブリックネットワークは、パブリックに分類されます。お使いのパソコンをパブリックネットワークに接続する場合は、ネットワークの信頼レベルをプライベートに変更しないことを推奨します。

プログラム制御

ノートン製品では、プログラムがインターネットまたは別のネットワークに初めて接続するときに、そのプログラムをプログラム制御に自動で追加します。プログラム制御では、各プログラムの名前と信頼レベル、インターネットの使用頻度、ネットワークアクセス設定を表示できます。

接続を試行したことがないプログラムは、プログラムルールがまだ割り当てられていないためプログラム制御には表示されません。そのようなプログラムは、手動でプログラム制御に追加して、インターネットへのアクセス環境を制御できます。プログラムを追加すると、アクセス設定を設定できます。お客様は、追加したプログラムに固有のカスタムルールを許可、遮断、作成できます。

デフォルトでは、すべてのプログラムがプログラム制御に表示されます。フィルタオプションを使うと、プログラム制御に表示したいプログラムだけを選択して表示できます。

プログラムルールのパラメータについて

追加または編集するプログラムごとに、次のパラメータを設定する必要があります。

  • 名前:ルールの名前を表示します。名前のないプログラムルールは作成できません。

  • 有効:ルールの現在の状態を示します。はい:ルールが有効であることを示します。いいえ:ルールが無効であることを示します。

  • アクション:このルールを適用したときにスマートファイアウォールが実行するアクションを示します。スマートファイアウォールでは次のアクションを適用できます。

    • スマートモード:プログラムの信頼性に基づいて、スマートファイアウォールが適切なアクションを決定します。

    • 許可する:接続の試行を許可します。

    • 遮断する:接続の試行を遮断します。

    • 確認:接続の試行を手動で許可または拒否するようにメッセージを表示します。

  • プロトコル:ルールを適用するネットワークプロトコルを示します。リストからプロトコルを選択します。選択するプロトコルが不明の場合は、[すべて] を選択し、すべてのプロトコルにルールを適用します。

  • 方向:ルールを着信接続に適用するか(イン)、発信接続に適用するか(アウト)、双方向の接続に適用するか(イン/アウト)を示します。

  • プロフィール:ネットワークプロフィールを示します。接続されているネットワークに基づいて、プロフィールを選択できます。ネットワークプロフィールが不明の場合は、[すべて] を選択し、パブリックネットワークとプライベートネットワークにルールを適用します。

  • アドレス:ルールを適用する送信元または宛先IPアドレスを示します。このルールは、単一IPアドレス、複数のIPアドレス(カンマで区切る)、IPアドレス範囲(最小のIPアドレスから開始してハイフンで区切る)に適用できます。フィールドを空白にすると、すべてのIPアドレスにルールが適用されます。

  • ICMPタイプ:ルールを適用する制御メッセージ(コード番号で表示)を示します。このオプションは、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)に基づく接続のみに使用できます。ルールは、単一のコード番号、または複数のコード(カンマで区切る)に適用できます。制御メッセージのコード番号は、ICMP(RFC 792)の技術仕様で一覧化されています。

  • ローカルポート:お使いのパソコンのネットワークインターフェースでの、ローカルIPアドレスのネットワークポート番号を示します。このルールは、単一のポート番号、複数のポート(カンマで区切る)、ポート範囲(最小のポート番号から開始してダッシュで区切る)に適用できます。フィールドを空白にすると、すべてのローカルポートにルールが適用されます。

  • リモートポート:外部サーバーまたはデバイスのリモートIPアドレスのネットワークポート番号を示します。このルールは、単一のポート番号、複数のポート(カンマで区切る)、ポート範囲(最小のポート番号から開始してダッシュで区切る)に適用できます。フィールドを空白にすると、すべてのリモートポートにルールが適用されます。

    プログラムが機能するには、特定のリモートポートとの通信が必要になる場合があります。たとえば、お使いのWebブラウザでは通常、ポート443(HTTPS(セキュアHTTP)に使用されるデフォルトポート)が必要です。特定のプログラムで必要なリモートポートを確認するには、プログラムの製造元に問い合わせるか、プログラムのサポートページをご参照ください。

  • レポート:ルールに関連するイベントのレポート方法を示します。次のいずれかを選択できます。

    • なし:ルールに関連するファイアウォールイベントをノートン製品で記録も通知もしない場合は、このオプションを選択します。

    • セキュリティ履歴:ファイアウォールイベントのログエントリをセキュリティ履歴に作成します。

    • 通知:このルールに関連するファイアウォールイベントが発生した場合に通知します。イベントはセキュリティ履歴にも記録されます。

    一部のフィールドは、プロトコル設定によっては表示されない場合があります。パラメータによっては、利用の可否がプロトコルの技術仕様によって異なるからです。

プログラムルールを設定する

ノートン製品では、プログラムがインターネットまたは別のネットワークに初めて接続するときに、デフォルトのプログラムルールを自動で作成します。プログラムを実行する場合は、スマートファイアウォールによる設定を保持することを推奨します。ノートン製品をしばらく使うと、一定のプログラムのアクセス設定を変更する必要が出てくる場合があります。お客様は、既存のプログラムルールを編集したり、新しいルールを追加したりすることができます。

[プログラム制御] タブでは、プログラムルールに対して次のアクションを実行できます。

ファイアウォールルールを処理する順序

プログラムルールは、表示の順番では処理されません。ただし、各プログラムルール項目内のルールは、上から下の表示順に処理されます。

たとえば、他のパソコンでのアプリケーションの使用を遮断するリモートデスクトップアプリケーションのプログラムルールがあるとします。特定のパソコンでの使用を許可する同じアプリケーションの別のルールを追加します。次に、[プログラムルール]リストで、元のルールより前に新しいルールを移動します。ノートンは新しいルールを最初に処理し、特定のパソコンでのリモートデスクトップアプリケーションの使用を可能にします。その後、元のルールを処理し、その他のパソコンでのアプリケーションの使用を防止します。

  • 新しいルールを追加する:> [アプリルールを追加する] をクリックします。各パラメータを定義し、[保存] をクリックして確定します。

  • ルールを編集する:>編集するルールの横にある鉛筆アイコンをクリックします。該当するパラメータを編集し、[保存] をクリックして確定します。

  • ルールを削除する:>削除するルールの横にあるXアイコンをクリックし、[はい] をクリックして確定します。

  • ルールを有効化または無効化する:ルールの横にあるスライダをクリックして有効化または無効化します。

  • プログラム詳細を表示する:> [アプリの詳細] をクリックします。詳細を確認して、[閉じる] をクリックします。

  • プログラムを削除する:> [アプリを削除する] をクリックし、[アプリを削除する] をクリックして確定します。

    削除したプログラムは、プログラム制御からのみ削除されます。そのプログラムに関連付けられたルールもすべて削除されます。

  • ルールの順序を変更する:>目的の行をクリックして上下にドラッグし、選択したルールの優先度を調整します。

プログラムのインターネットアクセスを設定する

  1. ノートンのデバイスセキュリティ製品を開きます。

  2. 左ペインで[セキュリティ]をクリックします。

  3. [高度なセキュリティ] > [ネットワーク] > [スマートファイアウォール] の順に移動します。

  4. [スマートファイアウォール] ウィンドウで、[プログラム制御] タブをクリックします。

  5. 変更するプログラムを選択します。

  6. [ネットワークアクセス] ドロップダウンリストで、このプログラムに割り当てるアクセスレベルを選択します。次のオプションの中から選択します。

    • 許可する:このプログラムによるすべてのアクセス試行を許可します。

    • 遮断する:このプログラムによるすべてのアクセス試行を拒否します。

    • 確認:このプログラムがインターネットにアクセスする場合に権限を要求します。

プログラムがプログラム制御にない場合は、[その他] をクリックし、[新しいアプリを許可する] を選択してインターネットのアクセスを許可するか、[新しいアプリを遮断する] でこのプログラムによるアクセス試行をすべて拒否します。

トラフィックルール

トラフィックルールタブには、事前定義済みのファイアウォールルールのリストが表示されます。これらのデフォルトのトラフィックルールは、編集、削除、無効化、変更はできません。デフォルトのトラフィックルールはロックされています。

新しいルールを追加して修正することはできます。チェックボックスのチェックマークをはずしてルールをオフにすることもできます。

デフォルトでは新しいルールはリストの最後に追加されます。ルールは、優先度レベルの順序に基づいてリストに表示されます。リストで上のほうに表示されるルールはそれよりも下に表示されるルールよりも優先されます。リスト内のルールの順序を変更できます。

トラフィックルールを設定する

重要:この操作を実行するのは詳しい知識のあるユーザー、またはテクニカルサポートの指示を受ける初級ユーザーのみにしてください。

[トラフィックルール] タブでは、デフォルトルールではないトラフィックルールに対して、次のアクションを実行できます。

  • 新しいルールを追加する:[その他] > [ルールを作成する] をクリックします。各パラメータを定義し、[保存] をクリックして確定します。

  • ルールを編集する:編集するルールの横にある鉛筆アイコンをクリックします。該当するパラメータを編集し、[保存] をクリックして確定します。

  • ルールを削除する:削除するルールの横にあるXアイコンをクリックし、[はい] をクリックして確定します。

  • ルールを有効化または無効化する:ルールの横にあるスライダをクリックして有効化または無効化します。

  • ルールの順序を変更する:目的の行をクリックして上下にドラッグし、選択したルールの優先度を調整します。

トラフィックルールを処理する順序

スマートファイアウォールは、プログラムルールよりも先にトラフィックルールを処理します。たとえば、Microsoft Edgeブラウザがポート80を使ってTCPプロトコルでインターネットにアクセスすることを許可するプログラムルールと、すべてのアプリケーションに対してポート80を介したTCP通信を遮断するトラフィックルールがあるとします。ノートンはプログラムルールよりトラフィックルールを優先するため、Microsoft Edgeブラウザはインターネットにアクセスできません。

トラフィックルールのリスト内ではルールは上から下の出現順に処理されます。表の一番上にあるルールが常に最初に適用されます。プログラムルールは順番には処理されません。ただし、各プログラムルール項目内のルールは、上から下の表示順に処理されます。

たとえば、他のパソコンでのアプリケーションの使用を遮断するリモートデスクトップアプリケーションのプログラムルールがあるとします。特定のパソコンでの使用を許可する同じアプリケーションの別のルールを追加します。次に、[プログラムルール]リストで、元のルールより前に新しいルールを移動します。ノートンは新しいルールを最初に処理し、特定のパソコンでのリモートデスクトップアプリケーションの使用を可能にします。その後、元のルールを処理し、その他のパソコンでのアプリケーションの使用を防止します。

トラフィックルールのパラメータについて

各ルールは次のパラメータで定義されます。

  • 名前:ルールの名前を表示します。

  • プロフィール:ルールを適用するネットワークプロフィールを示します(パブリック、プライベート、すべて)。

  • アクション:このルールが適用されたときにファイアウォールが実行するアクションを示します。スマートファイアウォールは接続の試みを許可または遮断する場合があります。

  • プロトコル:該当するトラフィックによって使用されるネットワークプロトコルを示します。プロトコルは1つ選択できます。すべてのプロトコルにルールを適用する場合はすべてを選択します。

  • 方向:ルールを着信接続に適用するか(イン)、発信接続に適用するか(アウト)、双方向の接続に適用するか(イン/アウト)を示します。TCP、UDP、ICMPプロトコルの場合、このフィールドは最初に受信したパケットの方向にのみ対応します。

  • アドレス:ルールを適用する送信元または宛先IPアドレスを示します。このルールは、単一IPアドレス、複数のIPアドレス(カンマで区切る)、IPアドレス範囲(最小のIPアドレスから開始してダッシュで区切る)に適用できます。フィールドを空白にすると、すべてのIPアドレスにルールが適用されます。

  • ローカルポート:お使いのパソコンのネットワークインターフェースでの、ローカルIPアドレスのネットワークポート番号を示します。このルールは、単一のポート番号、複数のポート(カンマで区切る)、ポート範囲(最小のポート番号から開始してダッシュで区切る)に適用できます。フィールドを空白にすると、すべてのローカルポートにルールが適用されます。

  • リモートポート:外部サーバーまたはデバイスのリモートIPアドレスのネットワークポート番号を示します。このルールは、単一のポート番号、複数のポート(カンマで区切る)、ポート範囲(最小のポート番号から開始してダッシュで区切る)に適用できます。フィールドを空白にすると、すべてのリモートポートにルールが適用されます。

  • ICMPタイプ:ルールを適用する制御メッセージ(コード番号で表示)を示します。ルールは、単一のコード番号、または複数のコード(カンマで区切る)に適用できます。このオプションは、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)に基づく接続のみに使用できます。制御メッセージのコード番号は、ICMP(RFC 792)の技術仕様で一覧化されています。

    一部のフィールドは、プロトコル設定によっては表示されない場合があります。パラメータによっては、利用の可否がプロトコルの技術仕様によって異なるからです。

さらにサポートが必要な場合

文書番号(ID): v20240108181338560
最終更新日: 06/11/2024

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